なんであの人は自分より技術がないのにあんなに次々と案件が取れるんだろう。世の中不公平だ。何が原因かさっぱりわからない。どうすればいいの?
そんな日々悶々としている駆け出しクリエイターさんのお悩みを解決します。
この記事でわかること
- 案件獲得のヒント
- 案件獲得と技術向上の関係性
- 案件獲得に必要な考え方
この記事の執筆者
動画クリエイターを目指しAfterEffectsを学んでみたものの中々案件が取れない。他と比べてみても案件をこなせるレベルの技術は身についているはずなのに。この種の悩みは初心者からフリーランスもしくは副業を目指すクリエイターさんのおそらく9割がぶち当たる壁だと思います。
そしてそんな壁にぶつかった方が行きつく先が
【もっと技術を上げなければ】【新たな技術を身につけなければ】という考えに落ち着いてしまうことです。
ただその思考に落ち着くと僕の経験上、案件獲得はどんどん難しくなるかなと思ってます。
この記事ではAfterEffectsを独学で学び現在フリーランスとして生計を立てている私の案件獲得思考をお伝えします。
あくまでも考え方やマインドの部分を記した内容であり、必勝法や具体的手法などではありませんのでご了承ください。
案件獲得に悩む方の少しのきっかけになれば幸いです。では本文をご覧ください。
技術の向上と案件獲得は別として切り分ける
初っ端から最重要な部分というか結論を言うと
「技術の向上」は「案件獲得」とは直接結びつきません
この考えをまずは自分自身に刷り込む必要があります。ただこれ「案件獲得に制作スキルはいらない」って意味とは違って
「技術の向上」と「案件獲得」は切り離して考えよう
ということです。
つまり「技術を上げること」と「依頼を取ること」は別々のスイッチ、別々の思考、別々の手段、別々の方法で分けて考えなければならないということです。
ではなぜ駆け出しのクリエイター皆が皆「技術を上げれば依頼が来る」と思うかなんですが、おそらく
①この人みたいになりたいと思ってる人の、目に見える部分が制作物しかないので制作物にしか目がいってない
②だからとりあえずその人の技術に近づいたら案件も入るだろうと思っちゃう
③ゆえにその人がこれまで技術以外に何を積み上げた結果依頼が入るようになったのかを想像できない
この辺りかなと思います。
例えばクライアントが海のお魚さんだとします。 その場合「案件をこなせるレベルの技術を身につけること」は釣り竿を作ることで、釣竿のクオリティによって釣りあげられる対象が変わります。
一方「案件を取ること」は釣り自体です。 どの場所に魚が多くいるのか、 どういうふうに竿を動かせば魚が針に食いつくのか、 魚が多い場所をどうやって知るか、 魚が多くてかつ他の釣り人がいない場所をどうやって見つけるか、 その魚が多くいる場所ではどう言う餌が好まれるのか、 などです。
ですが多くの人はなぜか技術UP=仕事が来ると思い込んでいます。 それは「いい釣竿をgetすれば勝手に魚が寄ってくる」と謎理論を展開しているのと同じなわけです。
まず初めに「技術の向上」と「案件獲得」は切り離すということを念頭に置いといてください。
次からさらに深掘りしていきます。
技術の向上は意味がないということではない
「案件獲得につながらないなら技術の向上って意味ねーやん」と思った人もいるかもですが、先にお伝えしたとおり釣り竿(技術のレベル)によって釣り上げられる対象(案件)が変わるわけなので、まず自分が狙う相場の土俵に立つためにはそこに必要な技術を取得しておくのは大前提です。
その上で技術の向上には役割がしっかりと2つあります。
1つは単価の向上
2つ目が制作の幅を広げられる
この2つです。
つまり2つとも受注した後の話であって技術が受注に直結しているわけではないということがわかると思います。
単価の向上
これは言わずもがななんですが、「技術が上がる=クオリティがアップする=単価が上がる」この方程式は当たり前です。
コンビニのパスタより高級イタリアンのパスタの方が値段が上がるのと同じ道理なわけです。
細かな尺数や工数によって多少単価は変わりますが大きく分けても
(単価:低い) 簡単な内容で指示されたことだけをやる誰でもできる案件
(単価:中) 普通レベルの技術力が必要な内容で指示されたことだけをやる案件
(単価:中) 低い技術力でいいが企画・構成・デザインなどのあらゆる技術を提案する案件
(単価:高い) 高い技術力が必要な内容かつ企画・構成・デザインなどのあらゆる技術を提案する案件
では単価の相場が違います。
もちろん自信の環境によって「副業だから言われたことだけをこなす案件のほうが合う」「子供がいるから指示書があった方が時間配分しやすい」などあると思うのでどれが正解というわけではありません。
ただ、自分が目指す単価相場の土俵に立つためにはそれに見合う技術は必須であるといえます。
制作の幅を広げられる
技術があれば制作の幅が広がります。制作の幅が広がるということは相手の要望の受け皿が増えます。
例えばイラレを覚えていればイラレを使う構成も使わない構成も提案でき、相手の予算に応じた対応ができますが、
イラレを使えなければイラレを使わない構成を無理やり押し付ける形になります。
制作の幅が広がればその分提案できる内容も増えますし、作品のクオリティアップにつながります。
それが単価の向上や総合的な信頼性・権威性に結びつくわけです。
そういう意味でも日々の技術向上は案件をとった後に大変重要な役割を持つ要素と言えます。
案件が取れる人と取れない人との違い
先ほど述べた通り「技術の向上」はもちろんそれはそれで役割があるということをお伝えしました。
同時に「技術の向上」は案件を取った後での役割が大きいということもお分かりいただけたかと思います。
さて次は、「案件獲得」にフォーカスしてお話しします。
技術の向上が「単価の向上」「制作の幅を広げられる」という役割としたら案件獲得でやるべきことは案件を獲得するまでの導線を作ることです。
はい、全く別ものですね。
導線を作ることとはすなわち受け皿を増やすこと、つまり窓口や柱を増やすことです。
例えば「あそこにあるゴミ箱にボールを入れることができたら3万円あげます」って条件より
「あそこに10個並んでるゴミ箱のどれかにボールを入れることができたら3万円あげます」って条件の方が成功する確率上がりますよね。
それと同じで受け皿を増やすこと、窓口や柱を増やすことは案件獲得の確率を上げることに繋がるわけです。
これ技術の向上関係ありますか?
はい、関係ないんです。なぜなら技術が向上したからといって窓口が増えるわけではないからです。
だからそもそも「技術の向上」と「案件獲得の導線」は別物なんです。
必要なのはやる気と労力だけです。
案件が取れる人と取れない人との違い:パート2
「いや、私結構いろんなところに受け皿作ってますけど依頼なかなか来ません」という人もいるかと思います。
先ほどこんな例を挙げました。
「あそこにあるゴミ箱にボールを入れることができたら3万円あげます」って条件より
「あそこに10個並んでるゴミ箱のどれかにボールを入れることができたら3万円あげます」って条件の方が成功する確率上がる。
この例にそってもう一つ例を出します。
「あそこに10個並んでる高さ5cmのゴミ箱のどれかにボールを入れることができたら3万円あげます」って条件より
「あそこに10個並んでる高さ30cmゴミ箱のどれかにボールを入れることができたら3万円あげます」って条件の方が成功する確率上がる。
つまり受け皿を単に増やすだけではなく、その受け皿を深くした方が依頼が入る確率は上がるわけです。
そこで受け皿を深くするために必要なのが「権威性」「信頼性」「実績値」です。
「権威性」「信頼性」「実績値」なんてそれこそ「技術の向上」が必要だろ!と思った方もいるかもしれませんが違います。
下の内容を見比べてみましょう。
Twitter(X)で動画制作と検索をかけて引っ掛かるのはどちらが多いでしょう。
仮に両者引っ掛かったとして発信内容を見てもらえる時間が多いのはどちらでしょう。
ホームページを見られて即離脱されるのはどちらでしょう。
ホームページを見た上で問い合わせしてみようと思われるのはどちらでしょう。
ココナラでクリックしてみようかなと思われるのはどちらでしょう。
ココナラで見積もりしてみようかなと思われるのはどちらでしょう。
この両者に技術の差は関係あるでしょうか? ありません。
受け皿の深さに必要なのはやる気と労力だけなのです。
案件が取れる人と取れない人との違い:パート3
もう一つ、受け皿の話をしたいと思います。
例えば「ボールを上に高く投げるのでそのボールをキャッチできたら3万円あげます」って言われたら投げられたボールを見ながら落下点に向けて動き回りますよね。
それと同じで案件が来そうなところを感知してそこに動くというのは案件獲得の確率を上げるために非常に重要なことなのです。
でも不思議なことに案件が取れない人はそこから一歩も動かずに「自分のところにボールが落ちてこなかった」と嘆くわけです。
クリエイターの飲み会に参加する。
コミュニティで自主制作を頻繁に投稿して目立つ。
友人・知人にお願いして事業PR動画を無料で作る代わりに実績公開させてもらう。
商工会議所に登録して経営者が集まるイベントに参加する。
クラウドソーシングサイトに募集があったら片っ端からメッセージを送ってみる。
別になんでもいいんです。正解なんてありません。
悩んで一歩も動かないくらいならボールが落ちてきそうなところに10回移動すれば仮に10回失敗したとしても次につながる成果が見込めます。
その場で待つより落下点に動いた方がキャッチできる確率が上がる。そのマインドが何より重要だと思います。
実績数をどう打開する
受け皿を多く作って(窓口を増やす)ことで依頼につながる確率を増やすというのは理解いただけたと思います。
受け皿を深くする(コンテンツを作り込む)ことで権威性・信頼性を作り出し取りこぼしを防ぐというのも理解いただけたと思います。
とはいえ、肝心の制作物がないと案件獲得のための決め手に欠きます。
窓口を増やしても制作物がなければただのハリボテですし、権威性・信頼性を詰め込んだような文章を散りばめたとしても制作物がなければ説得力が皆無なわけです。
じゃあ駆け出しの時期・もしくは技術はそれなりにあるけど実績数に欠けるという時期にどうするかというと、僕の結論は一択です。
安く請ける
日頃からものすごく不思議に思っているのですが、それが「技術に対してだけで単価を決めてる人が多すぎる」ってことです。
どちらも同じ性能の洗濯機があったとして、一つはパナソニックで、一つは聞いたことないアジアのメーカーでどちらも30万円だとしたらアジアのメーカーを選びますか?
僕は選ばないと思います。なぜならパナソニックの30万は性能のみについている値段ではないからです。安心・安全・信頼性・権威性・アフターフォロー・その他諸々の総合的なものが30万という値段になっているわけで、購入者もその総合的なものに対して納得できるから購入するはずです。
にもかかわらず「自分の技術はあの人と変わらないからあの人と同じ単価に設定する」と技術だけで単価を決めてる人が多いです。
あの人と技術は同じかもしれません。ですが実績数や経験値が違う場合、信頼性も権威性も違ってきます。それはまさに無名のアジアのメーカーの洗濯機です。
あの人の30万円という単価は目には見えずとも【技術20万+信頼性/権威性/経験数/実績数10万】から来るものかもしれないのです。実際に信頼性等を求めて多くのクライアントがその人に依頼をしているとしたら、「信頼性/権威性/経験数/実績数からくる10万」を明確に用意できない人は最低でもその分を差し引いた20万円で売るしか勝負できる道はないのです。
あの人と自分では相手に与えるリスク度合いが違うということを冷静に俯瞰し、その上で値段設定しなければ案件は入りません。
実績数をどう打開する:パート2
下の表をご覧ください。
依頼が入る人 | 依頼がなかなか入らない人 | |
---|---|---|
技術 | イーブン | イーブン |
実績数 | ⭕️勝ち | ❌負け(コントロールできない) |
単価の値段(安さ) | ❌負け | ⭕️勝ち(コントロールできる) |
納品スピード | ❌負け | ⭕️勝ち(コントロールできる) |
「依頼がなかなか入らない人」と「依頼が入ってる人」それぞれ同じタイミングで同じクライアントから相談が来たとして、「依頼がなかなか入らない人」が「依頼が入ってる人」に勝つためにコントロールできる要素はどれでしょう。
それが単価の値段と納品スピードです。「値段を安くし過ぎてしまったら依頼が取れても継続案件で大変になる」など考えてしまうかもしれませんがそんなことは割とどうにでもなります。
例えば「通常20万円となりますが、クローズドで割引フェアを行っております。今回は初回ということもございますのでお気持ちではございますが割引フェア2万円引き+初回割引1万円引きとして計3万円お値引きさせていただきます。なお実績公開可能な場合さらにナレーション料金を無料にしておりますのでぜひご検討くださいませ。なおご希望の納期までの日数でよりクオリティの高い動画をお渡ししたいのでもし明日までにご依頼を即決いただけましたらスタートの日数が早くなる分5000円お値引きさせていただきます」
今適当に考えましたが、通常20万円って先に言っておけばそこから何を値引きしようが次からまた20万円をベースに話ができるわけです。
別に20万円がボッタクってるわけではなく本来の正規料金なわけですから問題ありません。
そんなメッセージで安易と割引を並べたら信頼されないんじゃないって思うならオンラインミーティングの都合をつけて最適な提案をしながら要所要所に割引の内容を交えて、ミーティングが終わった後に「先ほどの内容をまとめました」とかでガツンと割引の内容を並べれば印象も違うでしょう。
それで依頼を勝ち取ればあとは制作スピードを上げて全てスケジュールより前倒しで共有すれば、次も自分に声がかかると思いませんか?
安さで勝って依頼を取る、納品スピード・クオリティ・コミュニケーションコストで信頼を得る、それが紹介やリピートにつながる。そして実績公開を積んでいく。実績公開物のクオリティと数が信頼性と権威性を出してくれる。
そこで初めて依頼が入る人と単価の肩を並べられるわけです。
なぜ記事の冒頭でこのようにお伝えしたかというと、技術を上げればあげるほどプライドや損得勘定が邪魔して自主的に値段を落としにくくなるからです。
「え!だってあなたAeもイラレもできて、なおかつ最近Blenderも始めたのにその単価は安すぎるよ!」と周りから無責任に言われようモノなら一生単価を下げることはないでしょう。アーメン。
だからこそ「駆け出しだから」「まだ経験が少ないから」「公開できる実績がまだ少ないから」と自分を納得させることができる時期に安く請けてそれを将来の自分への起爆エンジンにするべきだと僕は考えます。
僕が駆け出し時代に戻るならとりあえず単価1分8万円くらいつけれる技術を徹底的に分析して2ヶ月くらいで習得して、単価12万くらいに見える作り込んだポートフォリオを1ヶ月で2つくらい作って、それを見て問い合わせしてきた人が断る理由がない料金(1分5万くらい)で請けて実績公開可能な制作物が3件ぐらいゲットできたらさっさと次の相場に高跳びして単価1分12万円くらいに設定すると思います。
Twitter( 現:X )に蔓延る低単価への圧力
こういうふうに「自分の狙っている相場感で通用する技術がある程度身についたなら最初は安さで勝負してまずは案件を取るべき」といった意見を言うと必ず現れる圧力があります。
それが
「業界の水準を下げるな」
「まだ低単価で疲弊してるの?」
の2大圧力です。
業界のためとか特に考えなくていいです。
世の中には1つ400円くらいする高級チョコもあれば1つ20円のチロルチョコも存在します。業界全体のために単価を下げるなという人はチロルチョコにチョコレート業界の単価水準を崩壊させるなと言っているようなものです。
世の中は全て需要と供給で成り立っています。休憩中に気軽に食べるために1つ20円のチロルチョコが欲しい人もいれば、お見舞いやお土産や自分へのご褒美に1つ400円のチョコレートを買っていく人もいるわけです。
このようにどんな業界・業態でも需要と供給のフェーズはターゲットによって異なります。にも関わらずTwitter (X)の映像制作界隈では「みんなで単価を底上げしよう!」「安価で受けるな!業界の水準が下がる」みたいなことをよく目にします。
そういう時に私はいつもこう思ってます。
チロルチョコに「お前がいたら高級チョコが売れなくなるだろ!1つ400円にしろ!」って圧力かけるのなぁぜなぁぜ?
私が思うにそれらの主張は
- 技術や実績が伴わないのに高単価を設定する人が増えると業界全体強いてはフリーランスの信頼が失われる
- 技術や実績が伴わないのに高単価を設定する人が増えた結果、案の定案件が入らず消えていき、常に人手不足
と、まあ逆効果というか本末転倒に見えるわけです。そりゃ制作会社で何年も勤めてる人や10年戦士のベテラン様や第一線で活躍しているプロのクリエイターからしたら「脱サラして映像で食っていきたい?まあ勝手にやればいいけど低単価にして業界の単価下げんなよ」と言いたいのでしょうが、0から独学でフリーランスになった僕から見ると、
そもそも僕のような制作会社に勤務した経験もない0から独学で始めたような小さな存在はあなた方スキル&実績超人には何の影響もないから安心しておやすみグッナイ。
という感じです。そもそもそういう人に限って「俺の若い時はタダでいいので教えてくださいって頭下げたもんだ」とか「最初は超格安の料金で汗水垂らして働いてたよ」とかマザーテレサでも思いっきりビンタするレベルの特大矛盾を言いがちだったりします。まあ想像でモノを言うのはこれくらいでやめときます。
もちろん、「チロルチョコを25円で売ってたのに20円のペロリチョコなるものが発売されやがった!」と同じくらいの相場で価格競争されたら苦言を言いたくなるのは100歩譲って分かります。ですがそんなことが起こるのは当たり前です。
実際私も少し前まではココナラで1分20万以上で単価設定していても定期的に依頼が来ていましたが、ここ最近のココナラPRO付与アカウントの量産や技術があるクリエイターがココナラにどんどん参入してきてることから前ほどの高単価では依頼が取れなくなりつつあるのも事実です。
ただそこで自分より低い単価をつけている人が悪い・邪魔くさいと思う方は筋違いで、そもそもそういう方は別の場所に種まきを怠っていながら焦る自分が悪いわけです。
大体この類の圧力は「そもそも戦ってるところが違う」もしくは「スクールやコンサルに誘導したいだけ」と思って放っておけばいいと思います。
まずはあなたが続けること、続ける環境を作りだすこと、ゼロイチをこじ開けることを優先してください。
それが自ずと業界のためになります。
Twitter( X )に蔓延る低単価への圧力:パート2
まだそんな単価で疲弊してるの?って意見は無視していいです。
もちろんずっと低単価で請け続けろとは言ってませんが、実績もないうちに高単価をつけるのはナンセンスです。
絶大な信頼を獲得している超大手企業だって新商品にキャンペーンを打ちます。まあ超大手だからキャンペーンできるってのもありますが。。
とはいえ低単価というのは立派な戦略です。もちろん思考停止で低単価を何年も続けることは違うと思いますが自分がそうしたいならそうすればいいし、脱却したいなら脱却すればいいだけです。
単価を下げる=自分の価値が下がるとか安売りしてるみたいでダサイとか考えている人は、1年後も変わらず依頼が入らない方が自分の価値が下がってますし、1年経っても環境の変化を作れない方が危機なのでダサいとか言ってられません。
安さはダサさではありません。戦略です。
ちなみに僕が最初に取った案件は3分40,000円です。あの時から頑なに3分30万円にしてたら今の自分はないと断言できます。
インフルエンサーのポジショントークを冷静に俯瞰し、徹底的に現実主義者になることが0→1を達成するにあたって非常に大事なことだと思っています。
まとめ&あとがき
①技術の向上と案件獲得を切り離して考える必要がある
②案件獲得は受け皿の数と受け皿の深さを意識する
③動いて結果が出ないことより待ってるだけの方が何も変わらない
④技術の向上=案件獲得につながると思いこみ続けると、技術を高めるほど安価にできない思考になり八方塞がりになる
と、主に考え方やマインドの部分をお伝えしましたが、考えが合わない人は合わないだろうし、僕のお伝えすることが全て正解とは限りません。
ただこの記事の全ては実際に僕が色々経験して出てきた言葉というのは確かなので、1つの考え方として参考にしていただければ幸いです。
8000文字ほどになりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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